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2004.05.12 漠然としたイメージ
今日はmaに代わってshiが書いています. 友人がプレゼントしてくれた持つと幸せな気分になるかばんがあるのですが, そのかばんをデザインした皆川明の本を読みました.
『ミナを着て旅に出よう』という本で, その中に私の曖昧としていたことをすごくクリアにしてくれた一節がありました. デザインや芸術において何が大事かという文章の一部です.
「ル・コルビュジェって聞いたときに思い浮かぶ, 彼の作るものの漠然としたイメージやバランスがあるように, 人がミナの名前を聞いてあるイメージが浮かぶようになるまでにはきっと何十年もかかるんだとも思います」.
ウズラボの「スタイル」について考える, といったことには抵抗がありました. でも, ウズラボの「漠然としたイメージ」をどうしたいか?と考えるのは,
すごく楽しいです. 大きな視点で大きなことを考えられそうな気がします. そんなことに気づかせてくれる本でした. 三十年後のウズラボのイメージを想像しながら日々を過ごそうと思います.
後で気がついたのですが, この本は「仕事と生活ライブラリー」というシリーズの一冊で, 帯には「就職しないで生きていくなら」と書かれていました.
時代の状況を感じたり, 自分のことを考えたりと, いろんな思いが混ざって, 思わず笑ってしまいました.
UZULAB-shi.
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