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2007.04.15 太陽の塔
かなり以前より昭和ブームですよね. 『三丁目の夕日』しかり, タイムスリップグリコの大阪万博特集しかり.
というわけで, 「太陽の塔」の内覧会に参加してきました.
言うまでもありませんが,「太陽の塔」は, 1970年に大阪の千里で開催された日本万国博覧会の際につくられました. 制作したのはもちろん岡本太郎です.
「太陽の塔」の内部は、万博閉幕後、永らく閉鎖状態でしたが, 平成15年度より限定的に一般公開されてきました. 平成18年10月末現在で, 延べ40,000人を超える人たちが内覧会に参加したそうです.
UZULAB-ma.も, 数年前に内覧したことがあります. で, 今年の3月31日をもって内覧会が一旦終了しました. 平成22年の「日本万国博覧会開催40周年記念事業」の際に再公開するらしく,
その準備のためにいろいろ手を加えるみたいです. (詳しくは, 日本万国博覧会記念機構のHPをみてください.
)とにかく, 内覧会終了前に, ちょっと勢いに乗って再び行ってみよう, と思ったわけです.
内部は, やっぱり廃墟でしたね. その廃墟と博覧会開催当時の映像, そしてお祭り広場の模型を見ながら, 1970年というバラ色の時代に思いを馳せて楽しみました.
参加者には, 「子供のとき見た万博をもう一度!」といった感じの人が多かったように思います. みなさんとても熱心で, 説明を聴いてフンフンとうなずいたり,
お祭り広場の模型をなめ回すように見てみていたりと, 思い思いに万博を楽しんでいるようでした. いまはほとんど取り外されてしまっているのですが,
生命の樹にディスプレイされていた300体の模型は円谷プロが製作したそうです. 1970年の未来に, 初代ウルトラマン世代が熱狂した理由が何となくわかった気がします.
「太陽の塔」の内覧は当分できませんが, 間近で見ると外観だけでもすごい迫力です. さすがは爆発する芸術. ドリカムの『大阪LOVER』じゃないけれど,
ひさびさに見るのもいいもんだ, と思いました.
UZULAB-ma.
太陽の塔を脇からみる. 天気が悪く, 白さが少し鈍く感じます.
太陽の塔の裏の太陽. 黒い部分は信楽焼のタイルです.
(左)お祭り広場大屋根トラスの一部. 開催時は幅108m , 奥行291.6mという巨大構造物となっていました. (右)前川國男が設計した鉄鋼館の外観. このなかで万博グッズの簡単な展示会がおこなわれていました.
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